無罪か有罪かは 裁判官が判決主文を読むとき,最初の助詞で分かります。
「被告人は」と言えば無罪。 「被告人を」と言えば有罪。
今日の裁判官は助詞のところで切らなかったので,すぐに分かりましたけど。
25日に岡山弁護士会へ行って講演してきます。 インターネット消費者被害の傾向と対策 みたいなネタ。
ネットショップ,ヤフオクのトラブルから始めて,ドロップシッピング,アフィリエイト詐欺あたりの新しめの話題にふれてから,最難関の発信者情報開示請求権へ,という予定。
どうやら,発信者情報開示請求の話が難しいらしく,「予習が必要」と宣伝されているらしい。 予習してまで聞くような話かどうか。
2ちゃんねるの管理人が日本人じゃなくなり 裁判所が利用しにくくなった今日このごろ。
それ以外の掲示板について,依頼が増えてきてるのかも? という印象。
しかし,発信者情報開示請求権は,なかなか使いにくいです。
(関連記事) パケットモンスター
訴訟の依頼が多いです。 東京都の消費者センターも緊急警告を出してます。
手口自体は,むかしからあるように思うけれど ドロップシッピング+詐欺 って,どんな詐欺ビジネスモデル?
と思われるでしょうね。一般には。
(追記) やはり,このキーワードで来る人が増えているので, 法律問題を別の日記にまとめました。 ↓ http://kandatomohiro.typepad.jp/blog/2009/05/post-240d.html
弁護士(第二東京弁護士会),弁理士,IT系テクニカルライター
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