被疑者が起訴されて被告人となり,半月ほど経つと,検察庁から刑事記録閲覧許可の連絡が来ます。
検察庁で閲覧だけしても事件の検討はできないため,通常は謄写もします。
謄写方法は
1 検察庁のコピー機でコピーを取る
2 謄写申請する
のどちらかが一般的ですが,コピー代がコンビニ価格の数倍。また,謄写申請の場合はコピー完了までに何日かかかるため,急いでいる場合は使えません。
そのためでしょうか,検察庁の閲覧室の壁には,「デジカメで撮影する場合は申出を」という貼り紙があります。
ただ,デジカメで本を1ページずつ撮影するわけで,仕上がりは今ひとつ。
そこで今回は,スキャナで謄写してみました。
使用したスキャナは,CanoScan LiDE200
USBバスパワーなので,電源を使わせてくれない検察庁でも利用可能です。
結果は・・・・NGですね。次からはやりません。
標準の300DPIだと時間がかかりすぎるので,途中から100DPIに下げてスキャンしました。
それでも,60ページの記録をスキャンするのに25分。今回は全部で180ページあったので,最初から100DPIでやっていても,1時間30分くらいかかる計算です。手間を考えると,謄写申請した方が安い。
かといって,デジカメで1ページずつ撮るのは,やはりイマイチ。
なので,次はビデオ撮影してみようかと。
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